FACULTY OF MEDICAL SCIENCES
CURRICULUM
大学教育として体系化された学びを積み上げることで、高い専門性と実践力を身につけることができます。
基礎分野や専門基礎分野をしっかりと学び、専門分野を学修する上での基礎を築きます。
多くの専門分野の学修を進めます。実習も実施し、主体的な学びによって知識と技術を身につけます。
学内での学修に加えて、臨地実習を体験することによって専門知識や技術を高めます。
4年間の学修の総括として卒業研究に取り組むことによって主体的な学びを確かなものにします。
講義の様子をご紹介。経験豊富な教員の指導のもと、最新設備で学びます。
担当教員の指導のもとでテーマの設定、調査と考察、結果発表、相互討論等の過程を通し、大学教育への適応と専門科目への準備を整えます。簡単だけど奥が深いマイクロピペットの操作は、臨床検査技師として必要不可欠な手技です。1年次にはこのような基本的な手技を実習を通して修得していきます。
主に神経・筋系検査について検査機器の構造、検査の基礎から臨床的意義まで体系的に学習します。また、生理検査は検体検査と異なり患者と技師1対1の検査であることから、患者急変時の対応、接遇、医療安全、チーム医療についても体系的に学習します。
疾患の診断、病態解明、治療計画策定に欠かせない免疫学的検査。本授業では基礎的手技をしっかり習得し、常に新しい手法に対応できる実力を養います。臨床の現場で応用ができるようにしていきます。
大学入学までの教育課程での学習内容の違いから、得手不得手の差が出やすい科目ですが、初歩的な内容から臨床検査機器に応用される内容まで修得していきます。初回に装置の使い方を、2~7回までは6グループに分かれそれぞれのテーマについてローテーション形式で実験していきます。
病理組織標本や細胞診標本の作製を行い、これらの技術を習得しながら、講義で学んだ標本作製に関する様々な手法や理論の理解を深めます。また、組織標本や細胞診標本の顕微鏡観察を行い、各臓器の組織像やがん細胞の形態学的特徴を学びます。
検体としての血液の採取方法とその取り扱い、血球算定方法、血液塗沫標本の作製、血液塗沫標本の普通染色法・特殊染色法および血液像・骨髄像の見方について実習します。各染色法の原理、方法、臨床的意義について理解するとともに、操作、手技に習熟します。
超音波検査は疾病の診断・治療に必要不可欠であり、ほぼ全身が検査対象となります。疾患ごとに特徴的な超音波所見があり、腫瘍では悪性と良性の鑑別も重要になります。また、心機能評価においても超音波検査は要となるものであり、これらについて臨床に必要な知識を学修します。
チーム医療の目的は種々の医療従事者が連携を図り、それぞれの知識や技術を活かし安全・安心な医療を提供することにあります。「チーム医療学」では、チーム医療の本質や他の医療職種への理解を深め、臨床検査技師がどのようにチーム医療に携わるかを学びます。